金曜日夕方、和歌山県へ出発し土・日曜日と和歌山県記録会へ小学生6名と中学生7名で出場しました。
記録会合宿の最初の練習は和歌山県までの車中カラオケから始まりました。
小学生はグループでもO.K、中学生は1人で歌うをルールに歌ってもらいました。
下手でもいい、間違ってもいい、人前で歌う気持ちが出せれば良い練習になったはずです。 しかし、女子は案の定ひたすら歌っていましたが・・・・
●1日目 リザルトAthleteRanking.com ver 2.0
翌朝は5時半に起床し朝食後、紀三井寺競技場へ5分ほどで到着、今回は海南市スポーツセンターでの宿泊でしたが、回りにはいろいろなお店や銭湯もあり、競技場まで直ぐに行けるのは助かります。特に学生は一泊1210円と格安なので助かりました。
海南スポーツセンター (kainan.info)
1日目の最初は小学生1500mからスタート。
アップではユニフォームを宿舎に忘れて来た。と言うアクシデントが発生、いつもならお母さんが用意してくれる所を自分で用意しないといけない状況ではこんな事もあり得る事です。宿舎が近いのでなんの問題もありませんが、選手にとっては良い経験になったと思います。
◎男子5.6年生1500m
スタートから二人共5・6番目をキープし5年生男子に至っては800mの自己ベストより早いタイムで通過(2分35)、後半はすこしきつくなり離れましたがそれでも自己ベストを1秒更新5分04でゴール。
6年生も中盤先頭グループから離れてしまいましたが、いつもの粘りの走りで4分56の自己ベストでゴ―ルしました。
◎女子5.6年生1500m
美まし国駅伝でも1区区間賞を取り、大分自信がついて来ていたので今回は5分切りを楽しみにしていました。 スタートと同時にもう1名の選手が飛び出し着いて行く形で良いペースメーカーとなり800mを2分34で通過、ここから先頭に出て後は記録との勝負となりました。残り700mを78秒 59秒でカバーし見事4分51秒の三重県新記録でゴールしました。 小学生生活最後の思い出に残る試合になった事でしょう!(^^)!
◎小学男子100m
先程の長距離2名と短距離選手1名が出場、あいにくの向い風の中でしたが
6年生 15秒11 -1.3
5年生 15秒02 -3.6 15秒96 +0.3
◎小学女子100m
こちらは幅跳び選手2名と1500mを走った選手の3名が出場、こちらはあまり風の影響もなく2名はもう少しでベスト近くで走れていました。
6年生 14秒00 14秒85 15秒07 -1.0
◎小学生男子幅跳び
幅跳びの最中に100mも重なっており、慌ただしく移動していましたが、役員の皆さんの計らいで3本跳ぶ事が出来ました。
しかし、100mを走った後ではスピードが上がり助走が合わななり1本目の3m58が最高となりました。レッスンではそれ以上跳んでいるので次回の記録会でリベンジしてもらいましょう。
◎小学生女子幅跳び
女子は2名出場しました。このメンバーはまだ、まだ、幅跳び練習を始めたばかりですので記録はなかなか難しい状態でのトライになりました。
この日も向い風の中、助走が安定せず板に乗ったり、ショートしたり、ファールしたりと合わせる事で一杯一杯だったと思います。 また、中学の試合で跳んでもらいたいと思います。
◎中学女100m
こちらは共通種目で一般、高校生との同走となりました。
シーズンイン前なのでタイム的には難しいトライですが現状を知る事でシーズンインに向けての修正ポイントの確認の意味で出場しました。
・12秒91 13秒10 -1.7 13秒27 -2.4 13秒37 -0.6 14秒24 -0.7 16秒10 -2.2
◎中学男子100m
・13秒38 -2.6
中学生は早く1日目が終了しましたので宿舎で夕食の味ご飯と作ってもらいました。
夕食は砂浜練習にあるBBQレストラン シーサイドガーデンで夕日を観ながら和気あいあいのディナーとなりました。
シーサイドガーデン – 和歌山市でBBQ、いちご狩り、ピザ作り体験をするならシーサイドガーデンへ (seasidegarden-wakayama.com)
● 2日目
2日目中学生は4種目、小学生は試合の合間に練習を行いました。
◎中学生女子100mH
こちらにはハードルで全国を目指す選手、混成で全国を目指す選手、県大会決勝を目指す選手、U-16のサブ種目の記録を目指す選手の4名が出場しました。 選手それぞれ課題を見つけ次につながるレースになったと思います。
・15秒54 PB 15秒74 PB 17秒01 +0.4 16秒36 PB +0.3
◎中学生女子200m
このレースにはハードルを走った2名と短距離1名の3名が出場。
・27秒15 +0.6 26秒70 +0.1 DNF
4月から高校生になる選手はこの走りで地区インターハイに間に合うかを確認する意味で見ていましたが、やはり、最近の動きがそのまま出たタイムとなりました。
ハードルに出場した選手はベストから0秒2遅れだけだったので仕上がり的に良い感じ出来ています。 もう1名は最終コーナーの内側のラインの上を走行するボンミスをやってしまい失格となってしまいました。
◎中学男子200m
陸上を始めて2年目で初の200m挑戦となりましたが、コーナーも外に振られて100mのタイム通りのゴールタイムとなりました。練習でもこのタイムでは走っているのでまだ、まだ、伸びしろはありますねー。
・27秒62 -1.1m
◎中学女子砲丸投げ
こちらは今年混成を目指す2名が出場しました。ハードルが終わり直ぐに砲丸と慌ただしい中でしたが、初の砲丸に出場した選手は練習以上の投てきをしていました。
もう1人は練習でも8m後半を投げていましたが1投目ファールからリズムに乗れずに全く記録が上がらず終わってしまいました。
・ 5m99 7m45
◎共通高跳び
最後の種目、高跳びへは3名が出場しました。
この頃には雨が降り出して来ましたがコンディショニング的は難しい中のトライアルでした。 しかし、それ以上にこの3選手の意識の低さが目立ちました。
一度、選手から呼ばれてマット裏側へ行きましたがそこからでは踏切が見えない為、
元のマット右側から見える位置に戻りました。 しかし、選手は跳んでもこちらに来る事なく待機場に戻る始末。 結局、最後までアドバイスを求める事なく終わりました。
審判に移動を止められたら仕方がありませんが、そうではないので、ここまで自主性がなく、自分の為にやろうとしない姿勢には意識が低いとしか言いようがありません。
3人には話しましたが、どう変わるかは選手次第なので見守るだけです。
・ 1m35 PB 1m25 PB 1m25
高跳びが終わるころには雨も本降りとなり、メンバーが楽しみしていた砂浜練習は出来ませんでしたが締めの温泉だけは皆で入り帰路に着きました。
昨年は6名の参加でしたが今年は13名と倍の人数となり、それでも合宿の最後は皆で銭湯へ行ったり砂浜で遊び仲も深まったようです。
今回の良かった事、悪かった事、全てをシーズンインに生かして欲しいですね。
最後に今回、記録会へ参加させて頂きました和歌山県陸上協会の皆様、格安で宿を提供いただいた海南スポーツセンターの皆様には感謝申し上げます。