土、日曜日と伊勢にて三重県中学生陸上競技会へレッスンから6名が出場しました。
2日間に渡り役員の皆様、補助員の中学生の皆様には感謝申し上げます。
今回も金曜日夕方に川越町で集合出発し、伊勢市にあるゲストハウス 風見荘様に2泊3日に渡りお世話になりました。
夜は全員マッサージを行い、待っている選手同士で勉強を教えたり、教わったりしながら10時ごろ就寝しました。
そして、土曜日1日目の朝は5時に起床し、各選手コンディショニングを行って可動域を広げましたが大体、ここで私の役目は9割終了しています。
●女子100mH
ハードルには2名が出場。アップでは各選手毎にアップメニューを伝え動きを確認しました。
◎予 選
一人はベストが17秒3でしたがここから追い風に乗り16”3まで1秒近くタイムを縮めて予選を通過。 先日のU-16の1・2年生ハードルでも2位に入り良いリズムを掴んだようでした。
もう1人はスピードはありますが股関節が硬くハードリングに苦手。 それでも追風に乗り流しながら15”8で予選を通過しました。
◎準 決
メンバー二人共に1組目。この組で2着は難しいのでとにかくベストタイムを出してプラスで通過でも良いよ。と伝えていましたがこの組だけが-3.9mの向い風の中スタート。
案の定、二人共に16”3と17”3掛かってしまい他の組は-0.3/-0.4の風でしたのでここで終了となりました。
まぁ、これも陸上の難しさなので着に入れば良いだけですが、スターターの方に時間短縮は必要ですが、少し公平性を考慮してスタートして欲しいと感じたレースでした。
●女子高跳びコンビ
この種目には3年生と2年生の2名が出場しました。
3年生は足の調子が100%ではない中、どうにかこの最後の県大会に合わせて来ました。
2年生は春先まで1m20しか跳べませんでしたが通信あたりから伸び始めて1m35を跳べるまでに成長していました。
3年生は1m30から1m40まで全て1回目でクリアーしていました。
2年生は1m25からスタートし1m35は2回目でクリアーし、いよいよ自己ベストの1m40に挑戦。
1回目は失敗、助走距離を1足伸ばすようにアドバイスして2回目。見事1m40をクリアーして今期に入り20cm自己ベストを更新しています。
2人ともに1m45に挑戦しましたがクリアー出来ませんでした。
3年生選手は通信から怪我が続きなかなか思うような練習も出来ない中、この試合に向け出来る事をしっかりやって来ました。納得行く跳躍ではなかったと思いますが、最後はハイタッチを求めて来ましたので(通常はベストが出た時)今、出来る事はやり切れた感が出ていました。
それでも二人揃ってのダブル入賞は初めてで3位と6位入賞となりました。
●男子幅跳び
三段跳びでは通信・U-16と3位2回と実力の持ち主ですが、まだ、幅跳びでの入賞がありません。
今回の目標は6mジャンプを狙って1回目は5m60台、2回目は5m70台と伸ばしていましたがベスト8が6m01まで伸びていました。 そして、最後の跳躍は5m80台まで伸ばして自己ベストでしたが6m台には届きませんでした。
ここで明日の三段跳びに気持ちを切り替えて、直ぐにマッサージで疲労を抜きを行いました。
2日目は
●女子100m予選から始まりました。
昨日ハードルでは悔しい準決落ちでしたので、本人には12秒4は狙って行かないと、この後の全国リレーフェスにも最終選考でのメンバー入りも難しいよ。と伝えました。
◎予 選
予選前には学校でのリレーも走っていましたのでアップはスタートの確認だけ行って予選スタート。
予選は50mまでしっかり走って動きを確認する。意識でしたがあまり良いスタートではありませんでしたが12”8台で通過。
◎準 決
予選後、直ぐにコンディショニングを行い準決前には早いもも上げでピッチを意識する様にアドバイスして準決。 全国決勝選手と同走で12”6台で追風2.3割には今一のタイムでした。
◎決 勝
決勝前にはコンディショニングと軽くマッサージを入れてスタートの反応を自分のタイミングより早くする様にアドバイスしていよいよ決勝。
速いスタートではないですが遅れることもなくスタート。中盤では3位となり、後半でも粘って12”49の自己ベストで3位ゴールとなりました。
東海中学では追参で12”34でしたので、漸くタイムが実力通りに出せるようになってきました。 これで全国標準も切りましたので来年の楽しみが増えましたね。
この選手は1年生入会当時、身体は大きいのですが動きのキャパが少なかったのでオフトレより4種競技に取組みました。その効果が100mにも反映されるようになりました。
●男子三段跳び
前日の幅跳びは自己ベストでしたがベスト8には入れませんでした。
それでも得意な三段跳び、県通信、U-16共に3位となっていましたのでかなり気合が入っていたと思います。
アップは7mのホップステップを4本だけ跳び本番を迎えました。
予選1回目から12m26を跳び安定した跳躍をしていました。 2回目も12m31。3本目はホップで潰れましたが思いっきりの良いホップでしたので選手にはこのホップで潰れない様に決勝は跳ぶようにアドバイスしました。
4本目は12m55まで伸ばしましたが5位のまま。
そして、いよいよ最後の6本目。 5本目終了時点でこの選手はラスト1本が強いので思いっきり跳びな。とだけ声を掛けました。
スピードに乗せしっかりホップに入り着地からもベストが出たことがわかりました。12m71順位は変わりませんが自己ベストを10cm更新の素晴らしいジャンプでした。
小学6年生から入会し、毎週明和町からお母さんが頑張って運転し通って来てくれました。身体も小さくスピードもそれほどありませんが、バネは良いもの持っていますので高校で身体が出来、スピードが上がった時が楽しみな選手です。
これで今年の三重県中学生の県大会(短距離、跳躍)は終了しました。
この試合に出場したメンバー全員今の力は出してくれたと思います。これで引退し受験に入る3年生。そして、1.2年生は残りの新人戦や記録会に出場し一旦1ヵ月ほど休養期間を入れます。